跳ねるだんご

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仙台から。日常、好きなことについてあれこれ書きます

読書は簡単だ!肩ひじ張らない本の読み方を紹介します

 

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読書って堅苦しくてなんか苦手……

あなたもそんな風に思っていませんか?

 

じつは読書にはコツがあり、それがわかると簡単に読み進められるようになるんです。

 

僕もかつては、本というものはたいそう高尚で、隅々まで読まなければいけないものだと思っていました。

こんな風に考えていては、ハードルが上がりまくりですよね。

実際、以前の僕は1冊読み切るのにかなりの時間と体力を必要としていました。

 

読書家の人たちと何が違うのか、もっと簡単に読めないものか。

ふと気になって、本の読み方について書かれた書籍を手に取ってみました。

 

すると、なるほどなるほど。

目からうろこが落ちるような考え方がいくつもありました。

 

自分に合いそうな読み方を少しずつ取り入れながら読書を続けたところ、最近は月に15冊程度読むくらいになりました。

 

誰でもコツさえわかれば、本はいくらでも読めるようになれるんです。

僕が取り入れている、気軽に本と付き合える方法をまとめます。

本をもっと気楽に読んでみたい。そんなあなたの手助けになれば幸いです。

 

【目次】

 

①本は2割読んだら読了と言っていい

 

本にはたくさんの情報が詰め込まれています。

読書に苦手意識を持つ原因の一つは、この膨大な情報に向き合うことに身構えてしまうからではないでしょうか。

 

その中から、すでに知っていることや興味がないことを引き算していくと、どれくらいの情報が残るでしょうか?

たとえば新書ですと、全体の2~3割くらいになるのが大半というのが僕の感じているところです。

1冊の中で、自分に必要な情報って意外と少ないんです。

 

全部読まないと次の本に勧めないというルールはこの際やめてしまいましょう。

時間は有限です。必要なところだけ読んで、次々に新しい本を開拓していった方が、効率がいいと思いませんか?

 

欲しいところ、おいしいところだけ贅沢につまみ食いして、たくさんの本をどんどん味わっていきましょう。

 

 

②アウトプットを読書のゴールにする

 

同じ本を読んでも、人によって理解の深さはまちまちになるものです。

せっかく本を読んでも、後でなにも思い出せなかったりするのはとても勿体無いことです。

 

内容を効率よく頭に残すにはどうすればよいのか。

それは、アウトプットを意識して読むことです。

 

アウトプットとは、読書ノートをつけたり、人に説明したりすることです。

ここをまとめよう、この言葉を使って誰かに話そうと考えながら読むと、本の内容が頭の中に自然と残るようになります。

 

本棚に並べた書籍の背表紙を見るだけで、必要な情報がぱっと思い出せるようになりますよ。

本を読んだら、アウトプットをしてゴール(読了)とする。ぜひこのサイクルを試してみてください。

 

 

③きれいなままは卒業しよう

 

あなたが持っている本は、どこを開いてもきれいな美白美人ではありませんか?

 

本を読んでいるときにふと、「これってどういうこと」という疑問が湧いたり、「自分はこう思う」という考えが浮かんだりしますよね。

そのひらめきって、とても大切なものなんです。

 

本を読んでいるその瞬間に浮かんでは消えていくその思考。

それはあなたのアイデアの源泉であり、新しい知的活動の片鱗でもあります。

その一瞬を逃すと2度と浮かんでこない儚い存在です。

 

消してしまうなんてもったいない。

 

ではどうすればいいか?

メモすればいいのです。

 

ドコに?

今手元にあるその本に!

 

さあ、思いついたことは、消え去る前にじゃんじゃん書き留めておきましょう。

書き込むことで、その本はあなたの発想をつむぐ貴重な記録になります。

どんどん書き込んで、本をあなたの知的活動のお供に育てましょう。

 

 

④3色ペンが最強なわけ

 

大事だと感じた箇所に色を付けたり、自分の考えを書き込むことで、本はあなた専用の1冊へと成長していきます。

そして、情報の仕分けには3色ペンが最適なのです。

 

僕は以前、赤と黄の蛍光マーカー、赤と青の4本の色ペンを使っていました。

情報の重要度に応じて使い分け、塗りわけていくたびになんとなく充実感を得ていました。

 

でもある時、根本的なことに気が付きました。

色ペンを何本も持って歩くの面倒くさい!!!!!!!!

 

蛍光マーカーは視覚的に目立つのですが、役割的には一本の細い線を引くのと違いはないんですよね。

であれば、一本で3役こなす3色ボールペンを使う方がかさばらず便利だと思いなおしたわけです。

 

さて、そんな便利な3色ボールペン。

読書に伴う情報を色分けしてみましょう。

 

赤:重要な箇所。本の中で、特に重要と感じた箇所

青:自分の考えや解説を書き込む

緑:興味をひかれた部分。

 

こうやって情報の性質ごとに書き分けてみると、より一層深く読み込むことができます。

 

一本あればこれだけの情報を書き分けられる。

3色ペンは読書のお供として、最強のアイテムです。

 

 

⑤付箋があれば、再読は5分で終わる

 

3色ボールペンを使い、赤で印をつけたところは自分にとって重要なところです。

つまり、その部分だけを読み返せば、その本の中で自分にとって必要なところはカバーできます。

 

そのページに付箋を貼れば、本を閉じていても大事なところはすぐに見つけられます。

読み返すときは、その重要なところだけを拾い読みすれば事足りるので、5分程度で再読することができます。

手軽に何度でも読み返すことができるので、いっそう知識の定着がはかれます。

 

【まとめ】

簡単なコツさえ知っていれば、気軽に本と付き合うことができます。

 

①本は2割読んだら読了と言っていい

②アウトプットを読書のゴールにする

③きれいなままは卒業しよう

④3色ペンが最強なわけ

⑤付箋があれば、再読は5分で終わる

 

さあ、肩ひじ張らない、快適な読書ライフを送りましょう!

 

【参考図書】

本をサクサク読む技術 齋藤孝 中公新書ラクレ

読書のチカラ 齋藤孝 だいわ文庫

死ぬほど読書 丹波宇一郎 幻冬舎新書