4月は白菜の花の日々
昨年冬に植えた白菜を収穫せずにいたら、今年の春に盛大に花を咲かせました。
見た目はほぼ菜の花と一緒でした。
それもそのはずで、白菜もいわゆる菜の花、アブラナの仲間なんだそうです。
小学校の家庭科で菜の花のお浸しを作って以来、春に咲き誇る菜の花はすべて食材に見えている僕。
さっそく白菜の花のレシピを調べてみました。
・お浸し
・天ぷら
・パスタ などなど
なるほどいろいろあるものです。
暖かくなる気温と共にどんどん成長する白菜たち。
花はどんどん咲き、時期を過ぎれば食すタイミングを逃してしまします。
いかに白菜の花を毎食の料理に組み込むか。
なかなかにシビアな闘いの日々でした。
一番手軽で美味しいのはやっぱりお浸しでした。
さっと湯がいて醤油を垂らす。
苦味も少なくて食べやすいので、何度も食卓に登場しました。
白菜の花は味もさることながら、彩りという点でも優等生でした。
白い料理に対しては抜群に映えます。
シーフードミックスと一緒にパスタにすると、まさに春のメニューといった仕上がりになりました。
さすがに何もレシピが思いつかない時もありましたが、そのときはシンプルに料理に添えるだけということも試してみました。
これがまたなかなかの名脇役で、なんでもないメニューを春感マシマシにするという良い仕事をしてくれました。
そんなこんなで白菜の花を食べ続けたこの一か月。
最後の一食を終えた時には若干の寂しさがありました。
季節は春を過ぎ初夏の訪れ。
白菜を植えていた場所に、今はナスとトウガラシの苗を植えています。
新しいメンバーのレシピを考えつつ、今年の冬も白菜を植えて、また花が咲くまで育ててみようかなんて思いを巡らせています。