【Photoshop】多重露光でおしゃれな画像を簡単に作る方法
ちょっと手の込んだおしゃれな画像が作りたい!
そんなときは「多重露光」の表現を使ってみるのはどうだろう。
多重露光は複数の画像を一枚の画像に移しこむ手法で、人物等のシルエットに他の画像が透けて描写されているものも多い。
簡単に見栄えの良い画像が作れるので、お勧めの手法である。
今回は主役のキツネを、木々のある風景を使って飾り立ててみる。
レイヤーの配置はキツネを下、風景を上にしておく。
それぞれに、図中①、②のように調整レイヤーから「白黒」を適用する。
このとき、③のアイコンをチェックすることで各レイヤーに個別に適用することができる。
個別に適用されている場合は、④のように下向きの矢印が表示される。
風景のレイヤーを選択し、⑤のボックスで描画モードを「比較(明)」や「スクリーン」にするとキツネの上に風景が重なって描写される。
この際に、⑥のようにマスクをかけ、ブラシで描写の濃淡を調整するとより丁寧な表現ができる。
今回はキツネの顔にブラシを使い、目がはっきり見えるようにした。
最後に、レベル補正で全体の印象を整えて完成である。
今回は2枚の画像を使い、モノクロでシンプルな仕上がりにした。
使う画像や色を増やすと操作は複雑になるが、もっと深みのある作品が作れると思う。
おしゃれ度が抜群に高い表現なので、ぜひ試してみて欲しい。