跳ねるだんご

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仙台から。日常、好きなことについてあれこれ書きます

【Photoshop】構図を意識すると仕上がりが劇的に良くなるよ【超初心者向け】

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こんにちは、だんごです

 

Photoshopといえば、画像を加工してユニークな合成画像を作れることが有名ですね。

僕もそれがやりたくてPhotoshopを始めました。

 

でも、いざ合成画像を作ってみると、どうもしっくりこないことが多い。

雑多な印象だったり、反対にスカスカだったりという画像がばかり出来上がるのです。

一目見て素晴らしいと思える画像とは何が違うのでしょう。

 

そこで、「これはすごいっ!!!」と思える画像を見て、その特徴をよく見てみました。

その結果、きれいな作品にはいくつかの「構図」がありました。

 

「構図」が整っていると、それだけで作品のクオリティが驚くほど向上します。

 

 今回はその構図について、僕の作ったものに当てはめて考えてみようと思います。

 

 

①日の丸

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日の丸構図

画面中央に主題をドンと配置する技法です。

単純明快、主役を全面に引き立たせたいというときにおススメの構図です。

映画のポスターなんかが分かりやすい例ですね。

「この人が主役の物語です!!!」と強調できます。

シンプルな構図ですが、背景をぼかしたりすると遠近感が生まれ、グッとドラマティックな印象になります。

 

②三分割法

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3分割法

作品の縦横をそれぞれ3分割し、その交点に強調したいオブジェクトを配置する構図です。

写真撮影でも使われるメジャーなテクニックですね。

オブジェクトの過密や偏りを避け、バランスの良い絵が作れます。

また、この構図は閲覧者の視線を誘導しやすく、ストーリーもイメージさせやすくなります。

取り入れるとちょっと工夫した感じが出せるので、悩んだときはまずこの構図をためしてみてはいかがでしょうか。

 

③対比

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対比

作品の世界観の表現には素材の対比が重要です。

構図で奥行きを出すことで作品の深みを作れます。

サイズ感、奥行きはオブジェクト同士の比較でしか測れないので、それぞれの描写がより一層重要になります。

各素材のスケールが見る側にはっきり伝わらないと、その作品の世界観をぼやけさせてしまいます。

 

オブジェクトの大小、配置、明暗、色合いなどで対比を際立たせましょう。

 

④視線

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視線

作品を見る人は、キャラクターの視線を追うという傾向があるそうです。

素材の視線上に強調したいもの、メッセージを配置すると効果的に表現できるということですね。

ポスターや作品の主役の配置に役立てたい要素です。

 

 ちなみに、上の図は視線が画面外を向いているため、右側の空間の印象が弱くなってしまいました。これは失敗です。

 

視線は影響を与えやすい要素ですので、うまく使いたいですね。

 

まとめ

日の丸   主役を目立たせるならこれ!

3分割法    バランスよい配置。迷ったら試してみて!

対比    大小、上下左右、色合いや明暗でオブジェクトの差別化を図るべし!

視線    モデルの視線は読者の視線を誘導する。効果的な配置を心がけよう!

 

構図を意識すると、作品のレベルは簡単にグッと上がります。

そして、良い作品を作れると画像合成の面白さもググッッと増していきます。

きっと楽しくて仕方なくなるでしょう。 

 

「楽しさ」は次の作品にチャレンジする意欲になるのでとても大切です。

難しいテクニックも大事ですが、続けるためには楽しむことが一番ですよね!

 

 

 

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