【Photoshop】作った画像振り返り4
Photoshopでは何かを大きくしたり小さくしたりして合成するのがメジャーなアイデアだ。
さながらドラえもんのビッグライト・スモールライトである。
今回はその表現を使って遠近感、サイズを変えることをテーマに作った3枚を振り返る。
・荒れ地と天使像
この画像では遠近感を表現することをテーマとした。
遠景にビル群を配置し、近くには枯れ木と天使像という構図にしてみた。
素材の配置やぼかしなどで遠近感は出せていると思う。
しかし、天使像には枯れ木しか大きさを比較できるものがなくて、サイズ感が良くわからない仕上がりになってしまった。
水やりをする人なんかを配置したら、サイズ感がつかみ易く、ストーリー性も持たせられてもっと良い仕上がりになるかもしれない。
草はもうすこし生命力が感じられる描写にしたかった。植物をもっと上手に切り抜けるテクニックを身に着けたい。
また、影をつけなかったので全体的にのっぺりした印象である。
次は立体感にも気を付けたい。
・雨宿り
こちらは、ちいさい世界をイメージした。
サイズ感はキノコと女の子で表現してみた。
ただこちらも比較対象が少ないので、キノコが大きいのか女の子が小さいのかわかりづらくなってしまっているのが残念。
家を後ろに配置したことで、奥行きは表現できたように思う。
今回は雨の描写のリベンジでもある。
キノコに跳ねる水滴は、ブラシのサイズと角度、透明度をなんども変えて描写した。
この表現は前に作ったものよりも「らしく」仕上げられたと思う。
前に作ったやつ
※見返してみると、「こんな雨に打たれたらすっごく痛そうだなぁ」という感じ 笑
・朝キリン
最後は大きいスケールがテーマである。
この作品からはデフォルト以外のブラシをついに導入してみた。
・・・・・・、ブラシ楽しすぎる!!
あれもこれもと試してはやり直しを繰り返したため、時間だけがどんどんかかった。
ブラシめっちゃ楽しい。病みつきになる。種類もたくさんあるし、これはもう沼だ。
キリンは、網目模様を透過させるアイデアをよく見るので、僕もやってみたかった。
空の境界を煙ブラシで描写し、キリンが星空を吸い込んでるように作った。
街には霧や雲のブラシを使いまくった。
同じようなものをPhotoshopのフィルターだけでも作れるようなので、そちらもテクニックとして試してみたい。
ブラシの性能もあり、この画像はなかなか満足のいく仕上がりになった。
しいて言えば、キリンが夜を吸いこんでるのか、吐き出しているのかわからない構図になってしまったのが残念。
コンセプトと構図の作り方ももっと上達したい。
・まとめ
サイズや遠近感を表現するには、わかりやすく対比できるものが大事である。
影がないとのっぺりするので注意。
ブラシは楽しい。適当に配置してブラシだけでもなかなか面白いもの作れそう。
みんなも一緒にブラシ沼にどっぷりつかろうよ!