【Photoshop】作った画像の振り返り2
Photoshopでは様々な雰囲気の画像が作れる。
僕も作りたいテーマがいくつもあり、それぞれにお手本にしたい作品が山のようにある。
1つずつ真似をしながらテクニックを身に付けているところである。
今回はトリックアート、アンドロイド、ファンタジーのテーマで作った3枚の画像の振り返りをしてみる。
・雨と晴れと羊
Erik Johansson氏のようなトリックアートを作りたくてチャレンジした。
※Erik氏の作品
これを作り始めたころからペンツールでの切り抜きも使っている。
マウスでは細かい操作が難しいうえ、ハンドルの扱いがわからなくてベジェ曲線がうねうねと暴走して非常に苦労した。
※最近は、Altキーを使ってハンドルを調整する方法を覚えたので幾分マシになった。
雨の描写も作ったが、粒子のサイズがうまく調節できなくてかなり大きな雨粒になってしまった。
羊にあたる雨はブラシで描写したが、こちらもベッタリした粒になった。
この画像のために勉強したテクニックが、足元の草を描写するものである。
草の上に重ねたレイヤーの足元を細かいブラシで透過させることで、自然に馴染ませることができた。
ただこの時は、素材レイヤーそのものを切り抜く形にしてしまったのがミス。
修正も容易になるので、今後はマスクを使って非破壊的に作業しようと反省した。
・アンドロイド
ロボットやアンドロイドのような表現をしてみたかった。
個人的に、「Photoshopの合成といえばコレ」という感じがするジャンルである。
取りあえずやってみようということで、今回は単純に切り抜いた部分に素材を並べてみただけである。
細かい素材を組み合わせて画像を作り上げるのはロマンがあるので、もっといろんな素材を使い、工夫を凝らして作り上げたい。
切り抜きの断面にも立体感を持たせることが必要だ。
SFやスチームパンクのような世界観も表現してみたいので、次はコンセプトをしっかり練ってから取り掛かりたい。
・ラピュタ
ファンタジーなものを目指したかった。
が、細かい素材を組み合わせるのがほぼ初めてだったこともあり、城を作ったところで力尽きた。
変形を使って各素材の形を整えていく作業は大変だが楽しかった。
城の色合いなどを調整してみたが、背景と馴染まず、そこに置いただけという感じが否めない。合成の完成度を高めるのに必須のテクニックなので、よく勉強したい。
・まとめ
今回は、やりたいことありきで作った3枚である。
仕上がりは赤点だが、自分でも作れるのだという実感が得られたので非常に満足だ。
楽しみながら、切り抜き・加工・馴染ませ方などの技術を向上してきたい。
また、1枚の絵としても見栄えがよくなるように、構図を考える力と、光や雲、スモークなどをうまく使って「作品らしい雰囲気」を出すテクニックも磨きたいと思う。